タミヤ純正スタビローラーセットは高速コーナーリング安定性がうたい文句です。車体が遠心力などで傾いた際、ロー
ラーが、コース内壁に接触する事で姿勢をもとに戻す役目をたぶん果たすのでしょう。
でもフロント・リアローラーの左右の取付幅を大きくした場合、標準のサイドガード+スタビポールローラーでは内壁に
接するくらい傾く事は、その角度からみて姿勢の矯正が殆ど無理と思われます。
そこで、スタビポールローラーを高くしては?と本パーツを作ってみました。
用意するもの
リアルミニ4駆キット付属の(またかよ。)ブラックシャフト2本・サイドガード1個
ワッシャ2個・セットアップローラー2個・セットアップローラー用軸受けブッシュ2個・ハトメ2個
ビニールチューブ(ブラックシャフトにきつく通せるくらいの内径)1cm.
無ければ、電気コードの被覆か、セロテープ
完成写真
製作手順
(1)ブラックシャフトをサイドガードの両端の穴に打ち込みます。ネジ止めよりもよっぽど強固に取付きます。
(2)本パーツを取付ける予定のシャーシ(タイヤ付)に一旦取付け、コースのカーブセクションに置き、シャフトの
高さを見極めてペンチでカットします。カット面はヤスリで面取りを忘れずに。
(3)ローラーをセットしたい高さに5mm程度のチューブを押込み、ワッシャを通してローラーをセットします。
(4)今回はローラーの抜け止め用に、穴を少し潰したハトメを押込みました。結構しっかり固定できました。
このように、高い位置でサイドローラーをセットできます
ので、ワイドマシンのコーナーでのコースアウト予防に
より役立つと思います。
ちなみに標準のスタビポールローラーは根元からローラー
迄は約27mmですがこのマシンの場合35mmとなっています。
軸も標準パーツより太く丈夫でおまけに黒いので、印象
もかなり良いものになりました。